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「免震中敷き」とは?The " seismic isolation shoe insoles " HEADLINE

免震中敷きとは

人体は左右対称ではありません。
レオナルド・ダ・ヴィンチの有名なイラスト(参照画像3)では、人体はあたかも左右対称であるかのような印象を受けますが、実は人間は左右の手足の長さが異なり、左右の手足の筋力も、内蔵の位置も左右対称ではありません。
このため人体は筋力や骨密度が低下すると、その歪みが複雑に絡みあって全身の骨格がS字状のゆるやかなラセン階段のようにねじれます。
また、私たちは足で歩いていると思い込んでいますが、実は脳で歩いているのであり、良いことがあればルンルンと歩き、困ったことがあればションボリ歩くように、ストレスが姿勢や脳の運動機能に影響を与えます。
 
特に女性は、右の骨盤と左の骨盤をつなぎ止めている恥骨交合がズレやすいと言われています。
これは、出産時に赤ちゃんが骨盤を通りやすくするために、恥骨結合をゆるめるホルモン(リラキシン)が分泌され、骨盤を広がりやすくすくなるためです。
しかも妊娠中や産後もこのホルモンの影響で、恥骨結合がゆるんだりずれたりするので、女性は、腰痛や股関節・膝関節の痛みや顎関節症になったり、肩こりや冷え性になりがちです。
 
たとえば軽く「気を付け」の姿勢をしたあとで、そのまま固くて平らな椅子に深く座って自分の膝を見ると、左右の膝頭の位置や高さが異なっていることに気付くと思います。
これは股関節の結合のアンバランスを簡単にチェックするためのひとつの方法なのですが、このチェック方法で判ることは、人体はもともと歪みやすく、歪みのない人体や均整の取れた骨格はないと言う事実です。
しかも二足歩行の人類は、常に左右の足に交互に体重を移動することで前進するため、人間は歪んだ骨格と筋肉のアンバランスと加齢に伴う脳の運動機能の低下により、いつか必ず転倒してケガをするか、転倒して骨折する「二足歩行の宿命」を抱えています。
 
「二足歩行の宿命」とは、以下の5点です。
@ヒトは重い上半身を骨盤で受け止め、股関節と膝関節に負担を掛けざるを得ない仕組みで歩いており、股関節や膝関節に交互に体重を移動しながら「ヤジロベエ」のように実に不安定に歩くため、いつか転んでケガをしたり骨折する
Aヒトは上半身が重く下半身が軽いため、もともと不安定であり、この不安定さを脳が身体のバランスをコントロールすることで補っている。このため、高齢者は脳の運動機能が低下すると身体のバランスを取りにくくなり、転倒しやすくなる
B都会のバリアフリー化の進行に伴い、道路や建物の段差が減少し、固くてフラットな床面や道路が普及したことで、膝をクッションした歩き方をせず、ほとんど膝を曲げない歩き方をしている。このため膝には体重と道路等からの衝撃が加わり、膝関節を酷使する結果となっている。
C通常の歩行時に私たちは5メートルから約7メートル先の路面や床面を見ており、ほとんど足元を見ていないため、1センチ以下の小さな段差につまづいて転倒することがある
D東京都老人医療センターの研究では、足指の握力の低下が転倒骨折の引き金になることが判明した。
以上が「二足歩行」の避けられない宿命なのであり、「二足歩行」の私たちは、誰もが歳を取るといつか転倒してケガをしたり骨折する宿命にあります。
 
したがって、高齢者は必ず転倒することがあらかじめ予測できるのですから、高齢者は時々転倒の練習をしたり、軽い受け身の練習を行うなど、転倒に伴う危険に対する心構えも必要となります。
 
一方、建築の分野では、地震が来たときにビルが揺れないようにする「耐震構造の時代」から、現在は、地震が来たときビルが少し揺れながら、揺れたままバランスを取る「免震構造の時代」へと技術が進歩しています。
もともと人体は柔構造(しなやかな構造)しており、免震構造のビルは人体の背骨の仕組みをヒントに開発されたと言われるほど、人体の仕組みは免震構造の高層ビルに酷似しています。
(参考画像4) 背骨の仕組みの図
 
たとえば、骨盤の土台である靴の中に衝撃吸収と反発力を兼ね備えた厚さ10mmから20mmの免震マットを入れると、歪みやすい人体の骨格や、アンバランスな筋力、低下した脳の運動機能を補うことができます。
参考画像5」は免震構造の模型であり、「参考画像6」は地震で揺れてもビルが倒壊しないように揺れながらバランスを取る構造のビルです。
人体は歩くときに左右交互に体重を移動するため、免震構造の健康靴を履いて歩くと、歪みながら左右揺れる骨格を靴の中の免震中敷きがバランスを取ってくれるので、膝痛・腰痛の改善や転倒予防および転倒骨折の予防に役立ちます。
また、「えこる免震中敷き」(実用新案第3153095号・登録商標)は歩くとき揺れ動く骨盤を支え、脳と連動して身体のバランスを保とうとする「関節アライメント効果」が生まれます。
このため、「えこる」の健康靴やウォーキングシューズは、転倒予防靴・介護予防靴としても注目されています。


(参考画像3) レオナルド・ダ・ヴィンチのイラスト


(参考画像4) 背骨の仕組みの図


(参考画像5) 免震棚の説明
(参照画像6) 免震ビルの写真